ライセンスランプを交換する前に知ってほしいこと
バイクはカスタマイズするのが面白いと考えているライダーも多く、バイクをはじめて購入し、一つずつカスタムを覚えて自分でマシンをいじれるようになるのも、バイクの醍醐味です。
バイクをカスタマイズする際、「ライセンスランプ」をカスタムする人もいます。
他のカスタムも法に触れないようにカスタムすることが必要ですが、ライセンスランプに関しても保安基準を守る必要があるのです。
保安基準を守らず規定違反となるライセンスランプにすれば、車検は通らず・・またやり直して車検を通すなんてことも必要になります。
ライセンスランプって何?
ライセンスランプというのは、バイクに「必須」となるものです。
ナンバープレートを照らし、ナンバーを知らせる役割があるこのランプは、ナンバー灯とも呼ばれます。
ナンバープレートを照らすライセンスランプはバイクの外観に影響する部分なので、カスタムしたくなる気持ちもよくわかりますが、法に触れないようにカスタムする必要があるのです。
市販されているライセンスランプの中には、これかっこいい!と思うようなものもあります。
しかしかっこよくても取り付けたことで車検を通過できない場合もあるので注意が必要なのです。
市販されているのに車検を通らないの?とびっくりする人もいますが、バイクのカスタム部品は市販されている部品であっても法にそぐわないものが結構売られています。
ライセンスランプの保安基準を理解しておこう
ライセンスランプの保安基準を理解しておくことで、車検に通らなかった・・・と面倒な思いをすることもなくなります。
ライセンスランプの保安基準は意外に細かいのですが、絶対に知っておかなければならないのが、「ナンバープレートを照らす」役割を持っていないものは車検に通らないという点です。
ライセンスランプがナンバープレートに対して中央からずれている場合も、車検に通らないことがあります。
また、ライセンスランプは常に一定の光でナンバープレートを照らしている必要があるので、点滅していたり、光量が弱いタイプもNGです。
光量が少ないことで車検に合格できない例としては、LEDライトも一部、合格しないものがあります。
ナンバープレートを照らすという大切な役割を持っているので、細かい規定があるということを頭に入れてカスタムしましょう。
ライセンスランプは色にも注意が必要
バイクのランプも色々なLEDや電球が販売されていますが、ライセンスランプは色にも注意が必要です。
ライセンスランプの場合、利用していいと認められているのは「白色」だけとなるので、白色以外の色を利用すれば基本的に車検不合格となります。
ただ電球もLEDも青白いような光で白なのか青と判別されるのか判断できない事もあるでしょう。
その場合、車検を行う人の判断となるため、車検を行った人がこれは青と判断すれば合格できません。
車検を通るためにも「白」とはっきり判断できるものを利用すべきです。