バイクを盗難から守るためには「鍵」が重要
ニュースでバイクの盗難事件などもよく見ますが、他人事と思っているのは間違いです。
鍵をかけていれば問題ないと思っている人もいますが、そのバイクに乗りたいから盗むのではなく、ばらして部品転売の目的で盗む人もいますので、鍵以外にも手段を考える必要があるのです。
第三者にバイクを盗まれないようにするためには、保管している場所に入らせない、バイクを運ばせない、音を鳴らして盗難を周囲に教えるということが必要です。
窃盗犯が盗難する際に、「時間がかかる」ようにすることがバイクを盗ませないポイントとなります。
チェーンロックやディスクロックなどを設置、またワイヤーロックなどを付けるなど、二重三重の盗難防止グッズを利用することで、盗むまでに時間がかかるから盗めない・・と窃盗犯にあきらめさせることが必要なのです。
チェーンロックなどのほかに、イモビライザーなど大音量がなるグッズも付けてきましょう。
信頼できる有名メーカーのロック商品
安く購入できる鍵、ロックもありますが、造りが簡単なのでロック破りに合いやすくなります。
大切なバイクを盗まれないように、安い物ではなく信頼できるものを選択すべきです。
クリプナイトはアメリカの企業で、質の高いロックを作っています。
強度の高い素材を利用し、ロック破壊破断工作に対抗できる商品を提供してくれるメーカーです。
ロック製品に自信を持っていること、また責任を持つために製品には1年保証がついています。
また一部の商品になりますが、盗難にあった場合の盗難見舞金制度も導入済みです。
アバスはドイツのメーカーで、ヨーロッパ最大シェアを持つロックブランドといわれています。
ピッキングに関しても万全の対策で、Uロックは10tの油圧プレスをかけられても負けないという強度です。
チェーンにも必ず焼き入れを施すという念の入れようで、信頼できるブランドといわれています。
日本のメーカー、キタコも信頼できるロックを作ってくれると評判のメーカーです。
自社規格の総合防犯レベルを持っていて、データを数値化、強度を証明した商品を販売しています。
利用している素材は特殊合金工具鋼などで、ロックそのものの強度が高いことでも知られているメーカーです。
ロックと一緒に利用してほしいアイテムとは
ロックやイモビライザーなど「盗難防止商品」として販売されているものを利用すれば安心ということもありません。
大切なヘルメットを盗まれたり、鍵を破壊されることもあるのです。
バイクによってはキーシャッターがついているものもありますが、ない場合は鍵穴を隠せるキーカバーロックなども販売されています。
ヘルメットに関してはヘルメットロックという商品を利用することもできるのです。
カスタムパーツにはセキュリティボルトを付けておくことで盗難しにくくできるでしょう。
ロックの使い方と知っておきたい注意点
信頼できるメーカーのロックを利用しても盗難にあう可能性を全くなくすことはできません。
アメリカンやネイキッドタイプの人気バイクなどは、かなり強固なロックを施していても盗難被害にあっています。
ロックは必ず2つ以上組み合わせで利用し、アラーム、イモビライザーなど何かされていることを知らせるグッズも付けましょう。
乗車しない場合、バイクカバーを付けてバイク車種がわからないようにすることも盗難にあわない一つの方法です。
カバーも「外しにくい」「外すのに時間がかかる」ようにする、また何か異常があれば音が鳴るようにしておくと安心度が向上します。
ガレージに入れて保管する場合も、シャッターに防犯システムを施すなどここにも何らかの仕掛けを付けておくことが必要です。