違法改造やマフラーの騒音には注意!

バイクの規制をよく理解しておくべき

バイクの規制が変わっていてびっくりしたなんて経験がある方も少なくないと思います。
特にバイクに関しては四輪よりも規制が変わることもあるので知っておく必要があるのです。
2016年のマフラーに関する規制も知らずにいると取り締まりの対象となるためしっかり理解しなければなりません。

マフラーの規制は「騒音・不正改造に関する」ものが多いのですが、内容をよく理解しておくべきです。
特に2016年に取り締まり強化となったマフラーの騒音基準は理解しておくことが必要でしょう。

規制に反する騒音はイコール、違法マフラーの使用となり改造車扱いとなります。
改造車に関しては懲罰、若しくは罰金が科せられることになるのでしっかり守ることが必要です。

2016年のマフラー規制はどんな内容?

マフラー規制は2016年4月に施行された規制で、バイクに乗っている方にとってかなり大きな規制となりました。
この規制によって対象となるのは平成28年10月1日以降発売の新型バイクです。
これ以前の浴びくに関しては対象外となっています。

騒音に関しては国際基準が導入されましたが、マフラーの消音機と触媒装置の規制も強化されているのが特徴です。
道路運送車両法の保安基準が変更されたことによって、消音性能が不透明なマフラーは基準違反です。

消音装置も性能が証明され基準値内となれば利用できます。
純正マフラーではなくても装着可能ということになりますが、純正マフラーよりも音量が小さい社外品というのはほぼない、ということもあり純正以外のマフラーは規制に引っかかる可能性を秘めているのです。

改造車に関しても違法マフラー取り締まりが強まった

改造車に関しても実は2016年の6月に国土交通省の不正改造車排除運動強化月間となっていました。
そのためバイクの不正改造の中でも違法マフラーの取り締まりが重点的に行われるようになったのです。

違法マフラーもれっきとした改造車となるため、改造を行った人に対し6か月以下の懲役など刑罰があります。
不正改造バイクを運転したものも整備命令が下され、これに応じなければ罰金刑です。

不正改造されたバイクについて使用停止命令が下され、それに従わない場合には懲罰、若しくは罰金が科せられます。
好きなようにバイクを改造して乗りたいという気持ちもわかりますが、改造によって安全性が失われるということもあるため、道路交通法改正、また各種規制に関ししっかりと知識を持って遵守すべきです。

この先、バイクに関する法改正がさらにいくつか出てくる可能性もあります。
こうした法改正や取り締まり強化の情報に敏感でいること、またバイクを購入するときなどショップでこうした情報を手に入れるなども必要です。