バイクの醍醐味、ロードレースの魅力とは
バイクに乗っている方は一度、レースに参加してみたいと思う方も少なくないと思います。
バイクに乗る目的は人によって異なり、ツーリングしたい人、通勤通学に利用したい人など、目的も様々ですし、その目的に応じて乗るバイクも違ってきます。
ツーリングを楽しみたいという場合にはツアラーなどがいいですし、走りを楽しみたいという人にはスーパースポーツ、バイク初心者という方にも最適なネイキッド、街乗りをおしゃれに楽しめるストリート・・・様々なバイクがあり、それぞれ魅力を持っています。
こうした色々なバイクが登場し、バイクレースも各地で行われていますが、オートバイ競技の中でも最も歴史ある競技として知られているロードレースについて理解しておきましょう。
ロードレースとはどういうレースなのか?
バイクレースの中で最も歴史が長く世界中で愛されているレースといえば、やはりロードレースでしょう。
障害物のない舗装されたサーキットコースをオートバイで周回、そのタイムや周回数を競います。
参考はこちら:全日本ロードレース選手権とは – SUPERBIKE.JP
周回タイムを競うのがスプリントレース、周回数を競うのが耐久レースと呼ばれていますが、レースごとにルールが異なり、ロードレースといっても異なるジャンルと認識されているレースがほとんどです。
スプリントレースの場合は、指定された周回数をもっとも早いタイムで走ったライダーが勝利を収め、通常1レースにつき1人1台で出場します。
耐久レースの場合、1台の車両を2人から3人くらいのライダーが乗り継ぎ、決められた制限時間の中でより多く周回できたチームが勝利します。
全国的な大会、世界的な大会、地域の大会など大会規模も様々で、このロードレースに参戦するために多くのライダーが練習しているのです。
ロードレースの歴史、それはかなり古い
国内外で多くのスター選手がいますし、ファンも非常に多いロードレースの歴史は深く、1878年にアメリカの一般公道で行われた、自動車の速度を競うレースが最初だといわれています。
こうした自動車競技はあっという間に世界に広がり、自動車好きな人たちの間で話題になり、1895年、フランスでパリとボルドーの間を往復し走行タイムを競うという自動車のレース、第1回パリ・ボルドー・レースが開催されたことでロードレースという名称、協議の枠組みが作られたといわれています。
国内では1925年、1926年に名古屋から上越地方にかけて公道を利用してロードレースが行われ、これ以降、住民の方々の安全を考慮しつつ、現在のロードレースが作られていったとされています。
国内で知名度の高いロードレースとは
国内で知名度の高いロードレースは、全日本ロードレース選手権、世界耐久選手権などがあり、全日本の場合には国内選手だけが出場でき、世界耐久は世界各地の選手が出場可能なロードレースです。
全日本ロードレースは日本にあるサーキットがレース場となり、国内でも実力、知名度共に高い選手たちが出場し競い合っています。
世界耐久は各国の主要サーキットで開催されていますが、国内では唯一鈴鹿サーキットで行われています。